双子妊娠・管理入院生活まとめ
2015/10/21
twitterの方でも少し紹介していましたが、2ヶ月間の管理入院をふりかえって、管理入院のこと・便利だったグッズ・必要なかったものなどについてまとめてみます。
管理入院中の生活スケジュール
06:00 朝 ラウンド(体温・血圧・胎児心音測定)
07:30 朝食
09:00~診察・処置・NST(モニター)、面会時間開始
10:00 午前ラウンド(体温・血圧・SpO2測定)
12:00 昼食
15:00 室内清掃(毎日)、シーツ交換(木曜)
18:00 夕食
19:00 夕 ラウンド(体温・血圧・胎児心音測定)
21:00 面会時間終了
22:00 消灯
モニター(NST)が2検の場合はだいたい14:00頃から午後モニターが入ります。その日の午前のモニターで張りが多かったり等すると、午後も測定することになり、シャワーの予定が中止になったりetc。基本的に午前中に診察やモニターがあり、それが終わるとあとはご飯以外は暇です。
ちなみに午後の15:00前後に1階ローソンのワゴンサービスがやってきて、お菓子や身の回り品など簡単なものを購入できます。
消灯は22:00ですが、消灯後もライトを読書灯・常夜灯にすれば、起きていても大丈夫です。朝は晴れている日は6時頃には窓辺が明るくなってくるので(一応窓側は遮光カーテンなのですが)、自然に起きてました。曇りの日は逆によく寝れました。
管理入院中便利・必要だったグッズ
twitter@pucchanPCで #管理入院 タグにて写真付きでつぶやいた物のまとめです。
マジックハンド
ダイソーで100円で購入。70cm。横になるとライトやエアコンのスイッチに手が届かず、寝ながら操作するのに大変便利でした。終盤は起き上がるのも苦痛だったので、遠くの物を取ったり、座りながらカーテンを引いたり、これがなかったら生活できませんでした。
ストロー付きペットボトルキャップ
自宅安静時から大活躍。寝ながら水が飲めるというのは大変ありがたいこと。術後ももちろん大活躍。ちなみに、ダイソーで100円で購入。商品名は「やわらか吸い口ペットボトルキャップ」
ベッドサイドポケット
ベッド柵に取り付けるウォールポケットを自作し持っていきました。主にスマホやiPod、体温計、ハサミ、メモ帳、マスク、耳栓など入れてすぐ取り出せるようにしてました。枕周辺は物がなくなる魔の三角地帯なので、あってよかったなと思いました。
S字フック/かご
S字フックは袋や手提げなどを下げて、ペットボトルなどすぐ取り出せるように入れておきました。かごは、最初からS字フックのついたものをダイソーで購入し、お菓子やタオル、TVリモコン、ペンケースなど入れていました。
同じく、フックのついたかごは洗面用具入れとしてシャワーの時に大活躍。キャンドゥで商品名は「洗濯ピンチかご」。シャンプーなど入れて持っていき、そのままシャワー室の手すりに掛け使用、戻って来てTV台に引っ掛けて乾かしてました。側面と底に穴があいてるので濡れても乾きが良かった。
洗濯バサミ
食べかけのお菓子の袋をクリップしたり、使ったタオルを掛けて止めたりetc。
うちわ/卓上扇風機
ウテロン・マグセントの影響で常に暑く、空調も不調だったのでこれが役に立ちました。あとは、シャワーに入れなかった日に汗を飛ばしたりetc。卓上扇風機は音がネックですが、私の購入したものは比較的静かだったので夜も使えました。
追記(2015/9/7)
わたしの買った当時はこのタイプしか色がなかったのですが、新しいカラーバリエーションが出ていました。木目調で可愛くなってる!ちなみに先日ニトリで見かけました。Amazonでも茶色の方は取り扱いがあるようです。ニトリの方が500円ほど安いみたいです。
磁石付きのフック
多摩の病室はロッカー横の壁に磁石が付く部分があったので、ハンガー掛けにしたり等、物を引っ掛けるために、磁石フックを多用していました。
前開き仕様の長めのパジャマ
入院必須グッズ。点滴が入っていても着替えやすいように前開きがやはり良いです。
袖口がきつい長そでの物を買ってしまうと、点滴が入った後に絶対後悔するので、袖口の緩めのものか7部丈・半袖の物が良いと思います。私は袖口リブできつめの長そでを買ってしまい、前腕に点滴が入ったあとにリブの部分をハサミで切って着る羽目になりました。(点滴チューブが邪魔で袖口が下ろせない/腕まくりをすると腕がうっ血)
丈が長めだと、診察の時にズボンを脱いで移動できるので、診察室でスムーズでGood。ただ後半は腹がでかくなりすぎ、前の丈が上がってしまい無理でした。術後もズボンなしで着れた方が、いちいち上げ下ろしがなくて良いです。
メモ帳
その日の体調・担当看護師さんの名前・診察結果・検査結果など記録するのに活躍。
着圧ソックス
【送料無料】おやすみ着圧ソックス(楽天)
入院時に履かされた弾性ストッキングは3000円したので、洗い替え用に自前の着圧ソックス(1000円)を使用。長期臥床・安静中の下肢血栓予防のため入院すると必ず履かされます。
病院のものは白くて王子様のタイツみたいでやや恥ずかしい。でも手術の時は病院のじゃないと駄目。
産褥ショーツ
術後寝ながら悪露の確認・産褥パッドの交換をされるので、術後4日目くらいまでは必要。洗い替え含め2~3枚で良いかと。5日目からは普通のデカパン(妊婦用ショーツ)と夜用生理用パッドで代用可能でした。
iPod
寝れない夜のお供に。同室者のいびきが気になる・音が気になる時などに耳栓がわりにも活躍。
卓上置時計
朝8時はシャワー予約の争奪戦開始時刻なので、朝食後の時間確認は重要ミッション。
ふりかけ/マヨネーズ
食事制限かかると使えませんが、病院食は薄味/やたらご飯(米)の量が多い/おかず少ないので、食を増やすためには必須グッズ。
マスク
これがないと朝、喉がカピカピに乾いて痛いので寝れません。院内は乾燥します。
リストバンド
洗顔をしたら点滴の固定テープがびちゃ濡れになったので、これを着けてみたら伝い垂れ防止になって良かったです。腹がでかいと前かがみも充分になれないので。あとはシャワーの時にも防水アームキャップ(病棟から支給)の下に着けると垂れ込み防止になり水濡れ率が減りました。
巾着
点滴棒から下げて、小銭入れやオリモノシートを入れていました。
バスタオル
シャワー以外に、枕や背中に敷いて交換。暑くて汗をかきやすいのと、シャワーに浴びれない日が続くとどうしても匂いが気になるので、週一のシーツ交換日以外は2日に一度替えていました。
入院中、不要だった物
管理入院のために用意したものの使わなかった/使えなかったグッズたち。
暇つぶし用のスケッチブックやPC、教科書類
ベッドに座らないと使えないものは、座るのも辛かったので一切使用せず。寝ながら描ける用の小さい手帳は活躍しました。重い本など寝ながら読めないものは持って帰ってもらいました。⇒たまひよの多胎本など…(笑)
授乳ブラ・キャミソール
ブラとかしてる余裕なし。そもそも産前は点滴あり着替えが不自由・暑いため下着は不要。産後もなしで生活可。乳漏れはパジャマに直接母乳パッド貼り付けで対策可。胸の部分が授乳口ついていて布が厚めのパジャマだと割と目立たず生活できるかと。
セロテープ
何かと使うかなと思ったけど一度も登場せず。
コロコロ
隣のベッドの方はよく使用されていましたが私は結局使わず。
入院生活について
基本、モニタや診察を受けてあとは横になっている生活です。
暇つぶし/娯楽など
楽しみは食事と面会&差し入れ。私はスマホでネットしたりYoutubeを見て時間をつぶしていましたが、同室の方は編み物や本・雑誌を読んだりされていました。マグセントが入るとだるさや筋力低下、筋肉痛などあり、辛い時は横になっているだけで精一杯でした。
食事時はカーテンを開けて同室の方とおしゃべりをし、良い気分転換になりました。同室の方が出産をされると本当に嬉しかったです。
マグセント、ウテメリンなどの点滴が入ってから血糖検査をすると副作用で引っかかってしまうことが多いのか、同室だったママさんの半分は食事制限となっており間食禁止で辛そうでした…食事は唯一の楽しみ…。
入院中のシャワーについて
シャワーは予約制で、点滴をしていると入れる時間帯が限られてきてしまうため、いつも人気の時間帯は争奪戦でした。時には予約のための列が出来てることも…。
せっかく良い時間帯に予約できても、その日のモニターで張りが多いとシャワーが中止になることも。入れない日は、清拭用の蒸しタオル(ディスポ)を貰えました。拭くだけでもだいぶ気分が違います。お願いすると寝ながらシャンプーをしてもらえますが、頭を上げたりの動作で結構お腹が張りました。
入院中の行動範囲
基本病棟内のみ移動が可能で、どこへ行くにも点滴棒と一緒です。張りが多いと車イス生活になり、病室からは自力では出られません。病室内のトイレ・洗面所のみ移動が可能です。
ちなみに私は後半、安静度は病棟内でしたが、歩くのがしんどかったので、病棟の麦茶サーバーにも行けずひたすら買ってきてもらったペットボトルの水を飲みまくっていました。
基本的に外には出られないので、病棟内の談話室に移動したり、新生児室の窓から赤ちゃんウォッチングをしたりするのが精一杯です。新月・満月になると赤ちゃんが明らかに増えるので、月のパワー凄いなと。
病棟内の施設など
病棟内にはコインランドリーがあり、面会者が頻繁に来れない方は利用されていました。乾燥機の位置が高いので私のように背が低いと利用が辛いかも。
テレビ・冷蔵庫の利用はテレビカードが必要なので、私はもっぱら個室移動後に使用しました(個室希望者は利用無料)。
まとめ
総括として、2ヶ月長かったけど振り返ってみるとあっという間でした。
辛かったのは張りと薬の副作用、体調でシャワーに入れない日が続くこと、いつまで頑張れば手術をしてもらえるんだろうという疲労感(37週より前は緊急のみ対応)、大きくなり続けるお腹の重み。
特に最後の2週間は張りも強く、お腹も重いし、CK上昇で筋肉痛もあったので、本当にしんどかったですが、双子ちゃんたちが産まれてきてくれて、辛さも吹っ飛ぶほど嬉しかったです。
周産期センターだけあって双子妊婦が集まります。私も同室の双子ママさんに勇気づけられ、なんとか入院生活を乗り越えることが出来ました。今も交流を続けている大切な戦友です。
ひとまずはこんな感じで。また何か思いついたことがあれば随時追記します。
追記(2015/9/5)
入院中に撮った写真を文中に追加しました。(懐かしさで胸がいっぱい…)
今にして思うと、ですが多摩総合医療センターは設備も綺麗で四人床でも固有スペースが広く、過ごしやすかったです。病棟はずれにある麦茶サーバーの麦茶が美味しかった。(時々薄かったけど)
産後は個室に移動しましたがトイレバスを占有できたのがありがたかったです。
お部屋の詳しい間取りなど当時のメモがあるのでまた気が向いたらアップしたいと思います。需要があるか不明ですが(笑)