続ピカ待ち☆MD twin DIARY

新鮮分割胚移植で授かった我が子は、一卵性の双子だった! 妊娠経過や日々の記録、まとめなど。

2人いる、らしい。

      2015/10/21

前回の続きです。

双子説を残し去って行った先生。私と母はただただ顔を見合わせるばかり。しばらく待っていると、先ほどの先生が年配の女性の先生を連れて再登場。

もう一度、エコーに挑戦してみると。

確かに、いる。ふたり。
おどろき。

しかし、やはりエコーの画像が見えづらい。画面にかかる白モヤは取れず。

年配の先生の提案で、一度トイレを済ましてから再度挑戦することに。「双子なので、しっかり確認しなければいけませんので」と先生。

出血していたことを思い出し、恐る恐るトイレへ。どうやら緊張していたらしく、けっこうな量が出た(笑)(そういえば、診察の前にお茶を飲んでいたからかも…)鮮血は相変わらず続いていました。

診察室へ戻り、再挑戦!

しばらく待つことになったので、また尿が溜まらないか心配でしたが、撮り直したエコーは先ほどとは別物のクリアなものでした。排尿って、大事だな!

そこに映っていたのは、大きな黒丸(胎嚢)と、互いに上下を向いている白い二頭身が、2体。

ほんとうに、双子なんだ…。

驚いたことに、二頭身には小さい白丸が4こついており、それがジタバタと動いている!どうやら手足を動かしているらしい。

それが、同じ画面内で、確かに別の動きをしている2体。先ほど先生が言っていた『別で動いている』というのは、このことだったのか…。

年配の先生も立ち会っており、「可愛らしい」と言っていました。確かに、2人並んで可愛い。

でも、受精卵は1つしか戻していない。採卵で自前の卵もない。ということは、一卵性双胎なわけで。

真っ先に浮かぶ、双胎間輸血症候群の文字。小さい子より大きい子の方が予後が悪いんだっけ…。遠い昔に、黒板で習った内容が、蘇る。双胎はリスク、特に一卵性は。MFICUでも産科病棟でも、ツインの母親を沢山見かけた。

これは、大変なことになってしまった。

初めて見た胎児の手足バタバタに感動しながらも、突然降りかかった事態をうまく飲み込めず、どこかまだ他人事のような気持ちでいました。

続きます。image-b46fc

 - 妊娠初期(10週〜)